『フェイク 疑惑』(講談社文庫)
【著者】
今野敏
【あらすじ】
大物ポップス歌手のアルバム制作現場。深夜に及んだレコーディングが終わった時、一人の男が殺されていた。居合わせたのは五人。その一人、ミキサーの田所は事件の鍵を握る者として苦境に立つ。犯人を執拗に追う警察と闇の力。音楽業界を舞台にしたドラマティックストーリー。
【コメント】
著者の今野敏が作家となる以前に、レコード会社に勤務経験があるために、レコーディングに関して細部まで非常に丁寧に描かれています。犯人が使ったトリックもその経験を生かしたものとなっています。
過去を清算して音楽業界に身を置く主人公ですが、身近に起こった殺人を期に再び過去に翻弄されて行きます。
そして最後は自らの手で事件を解決しようとしますが・・・。
物語の展開が良いので一気に読み進めてしまう作品です。
【お奨め度】
★★★★☆
音楽業界に興味のない人には少々分かりづらいところもあるかも・・・。でも出来れば覗いてみたい世界ですよね。
【キャスティング】
田所平吉・・・オダギリジョー
倉橋達夫・・・佐藤浩市
桑原常彦・・・塚本高史
秋谷雅子・・・加藤夏希
本多勇造・・・玉山鉄二
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